今日は花の月命日。虹の橋を渡って一ヶ月経ちました。もう一ヶ月も経つんだなと・・・
当時はサクラが咲いていましたが、今はすっかり暖かくなり、バラが咲き始めています。
緑色が深くなりました。
こいのぼり
木馬がのぞく窓辺
近所のエニシダ
バラ
ポーランド語の先生Jさんの息子さんが、この春から小学一年生になり、近所の学校に通っています。
Jさんのご主人は日本人で、息子さんはハーフ。見かけは、真っ黒な髪に肌は小麦色。日本の血が濃いと思っていましたが、学校では「きみ、なにじん?」と聞かれたそうです。
AくんはJさんに「ママ、ホントはぼくはなにじんなの?」と聞くので
Jさんは「半分ポーランド人で半分日本人よ」と答えたそうです。
でもAくんは、からかわれているわけではなく、友達がたくさんできて、とてもきげんよく学校に通っているそうです。勉強もがんばっているようですね。そうそう空手も習い始めたとか。男の子ですね。
「でもたいへんね、日本の子供」Jさんは言いました。
「字を習うだけで、すごい時間がかかる。ひらかな、かたかな、もう少ししたら漢字。読み書きだけで大変だわ。時間がもったいない」
アルファベットを覚えるだけで字が読めるようになるポーランドの子供とは確かに違いますが、「Aくんは日本で育っていくのだから、そして日本の子供は普通にやっていることだから心配しなくともよい」とアドバイス。
そういえば、Aくん、ポーランド語はほとんど話さなくなりました。ポーランド語で話しかけても「ぼくわからん」と言います。
そのうち、関西弁を身に着け、悪い言葉も覚えるでしょう。それもいいことです。
夏休みにポーランドに帰ると、夏期スクールに通うのでポーランド語をまた思い出すでしょう。
ちなみに黒髪に黒い目のAくんはポーランドでは注目の的で、立ち止まって見つめる人もいるとか。
日本ではそこまで見られません。もちろん、なんとなくハーフと分かりますが、髪と目が真っ黒なので、さほど目立たないのです。
ジロと花が亡くなった話をすると、Jさんとても驚き、「元気出して」とはげましてくれました。
ところで、日本では人も動物も亡くなると同じ「死ぬ」という単語ですが、ポーランドでは違うと聞いて驚きました。
「キリスト教だから人間と動物は区別がある」とのこと。
「そうなの?先日ポズナニ市のBさんにメールで報告した時、ジロと花が空(ニェーバ)へ行ったと書いたけど」と言いますと彼女は首を振って
「天国(ニェーバ)へ行けるのは人間だけ。動物は行けないのだからそういう言い方はいけない」と注意してくれました。
Bさんは「ジロと花は天国の草原で走り回ってるよ」とすぐに返信してくれたのですが、それは日本人である私に気を遣っていてくれたということか・・・ありがとう、Bさん。
私は教会の洗礼を受けていますが、そのあたりの感覚は普通の日本人で、人間と動物の違いは感じません。これは仏教的な考え方なのかもしれません。天国でまた彼らに会えると思っています。
それとそこまではっきりさせるならば「人間だけ天国へ行く」というのは、キリスト教では正しくありません。
「イエス・キリストを信じたものだけが天国へ行く」が正しい。未信者は地獄へ行くというのがキリスト教の考え方です。イスラム教と共に、戦争の種にもなりうる厳しい一神教の教えですね。
琵琶湖の湖北で水遊び
奥の島は竹生島↓
おいら、琵琶湖でもお腹を浸しました。(ジロ)
あたいは水を飲んだわ。海水と違って、しょっぱくなかったからよかったわ。(花)
高島町(湖西)メタセコイヤ並木道
きれいだったなあ・・・
イタリア・ミラノにて
ポーランド気分
心はパリ
ソビエト婦人